第52回 生態学こまば教室開催のお知らせ
2025年5月29日(木曜日) 東京大学駒場Ⅰキャンパス 第52回 生態学こまば教室 「宮竹貴久 駒場スペシャルセミナー ~システム行動学研究会 前夜祭~」 18:45-19:45(延長の可能性あり)ハイブリッド開催(アーカイブなし) 講演 …
マクロ生物システムの多様性・機能性の理解と,それらに通底する普遍性の探究
当研究室では,進化・生態・行動など,マクロ生物学を切り口に,生物界に見られる多様性と機能性について,それらの起源と維持の謎を解き明かすべく研究を行なっています.実証研究の対象生物としては昆虫が中心です.研究室メンバーは,各自の興味に基づいて,アリ・コクヌストモドキ・ゾウムシ・アザミウマ・アメンボといった多様な昆虫を研究対象としています.研究室で用いる手法は,野外調査に始まる自然誌研究,室内での飼育実験から,大規模な遺伝子配列データや行動の動画データに基づくインフォマティクス研究,数理・統計モデリングや計算機シミュレーションに至るまで,多岐にわたります.特に,領域横断的なアプローチに積極的に取り組んでおり.学内外の他分野研究者との学際的研究も推進しています.個別の研究内容については,メンバーのページから参照してください.最終的には,個別の現象,生物階層や時間スケールを越えた,生命科学的・システム科学的な普遍性に到達することを目標としています.